オムロンの血糖値測定器

CMやポスターの宣伝にフィギュアスケートの浅田真央さんを起用しているなど、一般消費者にもなじみのある会社、オムロン。

オムロンといえば体重計や体脂肪計等、健康管理のための測定用品を販売している会社のようなイメージがあります。このイメージは間違いではないのですが、実態はやや異なります。

同社は制御機器が主力商品である会社です。
制御機器は民生用、車載用と多岐に渡って用いられています。

そして、全体で6,000億円程度ある売上のうち、ヘルスケア分野は一割にも満たないのです。

以下、同社の販売する血糖値測定器についてご説明させていただきます。

オムロン プレシジョンエクシード

[プレシジョンエクシードの概要]

オムロン(正確にはオムロンの子会社であるオムロンヘルスケア)が販売している血糖値測定器が「プレシジョン エクシード」です。

この商品、オムロンが製造しているものではなく、アボット社が製造し、オムロンが購入し、それを一般消費者向けに販売しています。


製造しているアボットはアメリカの医薬品、医療機器メーカーで、120年以上の歴史、6万人以上の従業員を抱える大企業です。

日本にもアボットジャパンという会社があります。この日本の法人は4つある事業部の一つがダイアベティスケア事業部であり、それだけ対策に力を入れています。


オムロンはこのアボット社から、血糖値測定器の本体である「プレシジョンエクシード」のほか、関連機器も購入し、販売しています。

穿刺機器のイージータッチ、血糖測定電極のスマートブルー、穿刺針のマイクロランセットです。

[プレシジョンエクシードの特徴]

プレシジョンエクシードは、電極法で測定を行うことが特徴の製品です。
電極法は、比色法と対比される測定方法です。

簡単にご説明すると、血中の血糖量を、比色法が試験薬と血中の糖分を混ぜた上で、それを試験紙に落として色の変化を確かめることで測るのに対して、電極法は試験薬と血中の糖分を混ぜた上で電気を流し、どれだけ流れるかを確かめることで測る方法です。


電極法を採用することで、測定に係る時間を短縮することができます。

プレシジョンエクシードの場合には約5秒という短時間です。
また、加えて、測定に必要な血液量も電極法の方が少なくて済みます。




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