ヘモグロビンa1cの検査と血糖値の検査はどう違う?

グリコヘモグロビンa1cの検査では、過去2~3ヶ月分の血糖値の平均が数値に反映されますから、その数値によってどういった病気の可能性があるのか、という診断の基準にされます。

一方で血糖値の検査は検査時の数値しかわかりませんから、たとえ異常があったとしても、その測定した時点での数値が正常ならば、本当は問題があったとしても発見されない危険性があります。

血糖値だけでは判定しきれない可能性を、ヘモグロビンa1cの検査で補うことが出来るのです。


グリコヘモグロビンa1cの検査は、血液を測定します。

測定は、高速液体クロマトグラフィ法、免疫学的法、カラム法などの測定法で行われます。


食事などの影響が少ないグリコヘモグロビンは、通常、検査当日の食事制限などはありません。

ただ、カラム法での検査の場合は食事の影響を受けやすいため、前日の夕食後から絶食し、翌朝の空腹時に採血を行ないます。

ヘモグロビンa1cの基準値

一般的に最も用いられている高速液体クロマトグラフィ法では4.3~5.8%がヘモグロビンa1c正常値の範囲内となっています。

ただ、病院や検査施設などにより測定方法が異なりますから、基準値が若干異なることが多いです。


5.8%より高い数値が出た場合は、正常値ではないと判断できるので、再度検査をする必要があります。

もし異常が発見された場合は、ヘモグロビンa1c下げることが目標とされますので、その為には血糖値を下げる事が重要になってきます。


ちなみに、ヘモグロビンa1cが高い数値の場合に考えられる病気には腎不全や異常ヘモグロビン血症などがあります。

またヘモグロビンa1c低い数値の場合では、溶血性の貧血やインスリノーマや肝硬変などが疑われます。




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