ヘモグロビンa1cと血糖値の違いとは?

以前は、血糖値の異常を知るために基準となっていたのは「血糖値」だったわけですが、今ではもうひとつの基準が加わって「ヘモグロビンa1c」も測定するようになりました。

とはいえ、今でも多くの人は血糖値の異常を診断する場合は、もちろんですが「血糖値を調べるだけでよい...」と思われることでしょう。実際に血糖値を測定する器械を自分で購入している人も多くいるので、これは間違いないと言えます。

しかし、血糖値だけでなく、このヘモグロビンa1cの数値もとても重要になってきます。


そうはいっても、自治体などで60歳以上の人がで受けられる「特定健康診断」の内容には血糖値の測定しかなく、ヘモグロビンa1cの検査は行われない、という現状があります。

この場合だと、血糖値の数値が良ければ「異常なし」となってしまいます。しかし、血糖値だけの数値を見るだけでは、不十分なのです。なので、可能であれば追加してヘモグロビンa1cの値を検査する必要があると言えるのです。


ちなみに、通常勤務先の企業では健康診断が義務付けられていますが、会社によってヘモグロビンa1cの検査を行う会社もあれば、行わない会社もあります。

したがって、たとえ会社の健康診断を受け、血糖値の数値に異常がなかったとしても、完全には安心することができないと言えます。なぜなら、ヘモグロビンa1cを調べることで、異常を見つけることができるかもしれないからです。

血糖値とヘモグロビンa1cの違い

もちろん血糖値の数値を調べるもの重要です。ただ、血糖値は測定した時点でのブドウ糖の量であり、食後か食前なのか他様々な条件で簡単に変動してしまいます。

一方で、ヘモグロビンa1cの検査では、赤血球中のブドウ糖の量を調べることで、およそ1~2か月間の平均血糖値がわかります。この特性を活かして、変動しやすい血糖値にプラスして、大きく変動しないヘモグロビンa1cが、診断基準に加わったのでだと思われます。


このように、血糖値の異常を知るうえで大事なヘモグロビンa1cなのですが、自治体からくる「特定健康診断」や勤務先の健康診断の項目にヘモグロビンa1cの検査がない場合が多くありますので、気になる場合は、ヘモグロビンa1cの値もしっかり検査してもらうことをおすすめします。



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