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血糖値を下げるための料理のポイント
血糖値を下げるための料理方法にはどのようなものがあるでしょうか?自分自身や愛する家族が血糖値を下げる事が必要になった場合、料理でも何かしらの工夫をしようと試みる方も多いでしょう。
しかし、料理する人にとっては毎日のことですから、かなりの負担となるかもしれません。そうしたときに、ちょっとしたポイントを知っておくだけでも、料理のレシピを考えるのが楽になるでしょう。
まず、血糖値を下げるための食事には大きく分けて、5つのポイントがあります。
・GI値の低い食品を食べる
・1回の食事の量を減らして、回数を多くする
・加工食品を控え、新鮮なものを食べる
・刺激物を控える
・食後血糖値の上昇を穏やかにする食品を活用する
料理をする際には、これらのポイントをおさえるようにしましょう。
GI値について
一つ目のポイントにある、GI値の低い食品についてですが、GI値とは、血糖値の上がりやすさを意味する数値です。GI値が高い食品は、血糖値を急激に上昇させます。
逆にGI値が低い食品は、血糖値を穏やかに上昇させるか、血糖値をあまり上昇させません。
数値 | 例 | |
低GI | 55以下 | 玄米、ほとんどの果物及び野菜、豆類、全粒穀物, ナッツ、低炭水化物製品 |
中GI | 56-69 | 全粒粉製品、サツマイモ、長いも |
高GI | 70以上 | ジャガイモ、スイカ, 白パン、白米、コーンフレーク、シリアル |
参考までに、低GIの食品を挙げると、肉、魚介類、卵、大豆製品、乳製品、野菜(イモ類以外)、海藻類、きのこ、ナッツなどです。
それに対して、高GIの食品は、お菓子やジュース、砂糖やブドウ糖果糖液糖が入った食品や料理、バナナ、イモ類などです。
なんとなく血糖値を上げるものと下げるもののイメージはつかめたでしょうか?
血糖値を下げるには、米飯・パンなどの主食の量に注意して、おかず中心の食事をすることと、甘いものはできるだけ食べないようにすることが大事のようです。
試しに一ヶ月、GI値を意識した食事を実践してみてください。一ヶ月後の血糖値にかなりの変化が見られることと思います。これに加えて、その他のポイントにも気を付けるながら、血糖値対策をするとよいでしょう。
また、血糖値というのは食後に上昇するという性質がありますので、その対策として適度な運動を取り入れるようにすると、より効果が期待できると思います。